古の名門を偲ぶ

臨済寺全景②

静岡市は、徳川家康公が幼少~青年期にかけて人質生活を送ったことにはじまり、家康公の老後の静養地にも選ばれ、駿河大納言と称された徳川忠長公が領し、さらには最後の将軍徳川慶喜公が大政奉還後に封じられた、徳川家ととても所縁の深い土地です。

静岡市ではいたるところで「葵の御紋」を目にし、地名にも江戸時代の名残を感じるものが多くあります。

しかし、

静岡の繁栄の礎を築いたのは、足利一門の名門今川家です。

室町時代から8代にわたり駿河を治め、繁栄させた今川家あってこその静岡です。

今、静岡では、今川家を見直す気運が高まっています。

来年2019年は、今川家の最盛期を築きながら悲運の最期を遂げた名将今川義元公の生誕500年にあたるのです。

今回ご紹介するのは、その義元公の菩提寺、「臨済寺」です。

普段は公開されていない建造物や庭園ですが、春と秋の年2日のみ特別公開が行われます。

義元公の命日にあたる5/19が毎年特別公開日となりますが、今年は義元公が祀られている「今川神廟」が再建され、その落成を祝う落慶法要も行われました。

信心深いあるホテルスタッフは、その招待状が届いたと喜んでいました。

次の特別公開は10/15です。

※「今川神廟」は修行期間以外の山門が開いている日ならいつでも参拝できるそうです。

 

興味を持たれた方は是非行ってみて下さい。

お土産

 

ホテル~臨済寺 アクセス (所要時間約20分)

ホテル→(徒歩約5分)→静岡駅北口→(バス12分)→臨済寺前で下車→(徒歩約3分)

※バスは、しずてつジャストライン・中原池ヶ谷線・唐瀬営業所行をご利用下さい。